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ここでは、私が長年テニスをやってきて、いい練習方法と思ったものを紹介します。

いい練習とは「楽しい練習」「上達する練習」「達成感の出る練習」です。

様々な練習を紹介してきたいと思いますので、みなさんのご参考になれば幸いです。

(適宜記事追加していきます)

1.超効率的アップ方法

アップの目的は「怪我予防のために体をあたため、かつ、各ショット(ストローク、ボレー、スマッシュ)の打感を確認する」ことです。

しかし、みなさんアップなのについつい熱が入り、気づいたら30~40分ぐらいラリーしていませんか?

テニスの練習時間は基本2時間単位のため、アップで30~40分実施してしまうと、その後の時間が一気に少なくなり、上達のための練習やゲーム時間が少なくなってしまいます。

また、できればアップ時に同じ人とだけではなく、他のメンバーとも打ち合えると当日の練習会がより楽しくできるかと思います。

ここでは6人集まった時に短時間で効率的にアップができる方法を紹介します。

<アップの流れ>
アップは以下の順番で実施します。

1.ミニラリー
2.ボレーボレー
3.ロングラリー
4.ボレスト+スマッシュ(偶数番が前衛)
5.ボレスト+スマッシュ(奇数番が前衛)

※ボレストを6人3列で実施する場合、片方の面の3人が全員前衛でボレーをすると狭くなるので、図で示しているように前衛が交互になるように実施するとスペースが広く取れてラリーがやりやすいと思います。

これで「1.ミニラリー」を3分実施して終わったらリーダーが号令をかけて時計回りに参加者がローテーションします。

これにより参加メンバーの3名とアップできるので、対1名とのアップで終わるよりコミュニケーション相手が増えるため、その後の練習も楽しく実施できると思います。

また「3分×5ローテーション=15分」で終わるためアップも短時間で効率的に実施することができます。

<超効率的アップ方法のまとめ>
ポイントは以下の3点です。
①アップの目的を理解し、ストローク、ボレー、スマッシュを一通りの打感を確認する
②時間を区切る(だらだらと30~40分実施しない)
③時計回りにローテーションすることにより、他のメンバーと打ち合う

2.超合理的ストロークのコース打ち(シングルス版)

この練習は1対2で実施します。

主役:1名側
練習台:2名側

練習方法は3パターンです。

<パターン1>
●練習台(2名側):常にクロスに打つ
●主役(1名側):クロスに来たボールをクロスとストレートに打ち返す

【練習できるコース打ち】
フォア、バックとも以下のコース打ちができます。
①クロスに来たボールをクロスに打ち返す(クロス⇒クロス)
②クロスに来たボールをストレートに打ち返す(クロス⇒ストレート)

<パターン2>

●練習台(2名側):常にストレートに打つ
●主役(1名側):ストレートに来たボールをストレートとクロスに打ち返す

【練習できるコース打ち】
フォア、バックとも以下のコース打ちができます。
③ストレートに来たボールをストレートに打ち返す(ストレート⇒ストレート
④ストレートに来たボールをクロスに打ち返す(ストレート⇒クロス)

<パターン3>

●練習台(2名側):常にアドバンテージサイドに打つ
●主役(1名側):常にフォアで回り込み、ストレートと逆クロスに打ち返す

【練習できるコース打ち】
回り込みフォアのコース打ちができます。
⑤ストレートに来たボールを回り込んでストレートに打ち返す(ストレート⇒回り込みストレート
⑥ストレートに来たボールを回り込んで逆クロスに打ち返す(ストレート⇒回り込み逆クロス
⑦クロスに来たボールを回り込んで逆クロスに打ち返す(クロス⇒回り込み逆クロス)
⑧クロスに来たボールを回り込んでストレートに打ち返す(クロス⇒回り込みストレート)

<超合理的ストロークコース打ちのまとめ>
試合に必要な合計8パターンのコース打ち練習ができる。
●パターン1~3を各2分=計6分の短時間でできる。(体力に自信のある方は各3分=計9分)
●結構体力的にもキツイため、体力面も鍛えられる

3.ダブルス必殺リターンのコース打ち

ダブルスはサービスキープ確率が高い種目です。

なぜならリターンのコースが制限されることや前衛がいるためリターンでイージーボールが返ってしまうと決められてしまうからです。

逆に言うと、リターンが上手くないとサービスブレイクができず試合には勝てません。

なのに、多くの方はリターンというテーマで練習することがかなり少ないです。

通常練習でリターンを打つシーンは以下の2パターンぐらいかと…

●サーブのアップ/練習時のリターン
 ⇒ サーバーにボールを返球するためコース打ち練習にはなりません

●ゲームでのリターン
 ⇒ 1ゲームに2~3球しかリターンの機会がないため練習量としては圧倒的に少なくなります。

是非、ここで紹介するリターン練習をみっちり実施してダブルスに強くなってください!

<練習の種類>
ダブルスにおけるリターンの主な種類を以下にまとめました。

デュースサイドであれば、フォアとバックを合わせると8種類×2=合計16種類となります。

一般的にダブルスは、試合でよくやるサイド(自分はフォアサイド等)が決まっていると思うので、そちらを重点的に練習してください。

ただし、全部練習する時間はないと思うので、以下の3つが練習重要ポイントです。
※フォアもバックも必要なので合計6種類です

<練習重要ポイント>
①クロスリターン:リターンの基本形
⑤ストレートのダウンザライン:ストレートリターンを意識させることにより前衛の動きを止め、上手くいけばリターンエース!
⑥トップスピンロブ:サービス&ボレーヤー相手に超有効で必殺ショット!

<練習時のアドバイス>
【サーバー側】
●練習メンバが4人以上いる場合、サーバーは2名以上で順番に打つ(そうしないとサーバー側が疲れるから…)
原則セカンドサーブのみ(ファーストは入る確率が低いため練習時間が無駄になるから)

【リターン側】
●まずはフォアからクロス1分、ストレート1分、トップスピンロブ1分を実施する。(合計3分)
●それを4人でローテーションし、3分×4人=12分で1セット終了
●次にバックで同じようにクロス1分、ストレート1分、トップスピンロブ1分を実施する。(合計3分)
●これも4人でローテーションすると、3分×4人=12分で終了

これだけで合計24分、なんだかんだで30分の練習となります。

★参考★
それでも例えばフォアのトップスピンロブは1人1分しか練習できないのです。30分も時間をかけてたった1分です!
おそらく球数にして5~6球程度でしょう。
いかにリターンの練習量が少ないか…が分かると思います。
ですので、練習では基本形のクロスはパスして一番難しいトップスピンロブに3分かけるという選択肢もありだと思います。

<リターンのコース打ち練習のまとめ>
リターン練習量が極めて少ない
●フォアとバックを合わせると8種類×2=合計16種類がある!
●必殺ショットのストレート、トップスピンロブの練習を重点的に取り入れる!

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